写真撮影〜パパの心得〜

写真を撮る際の注意点1~夫婦での撮影 〜

お子さんの誕生や記念日を祝って家族で写真を撮りに行かれる方は多いと思います。

 

結婚祝いや銀婚式、金婚式、初めてのお子さんが産まれたご家庭では誕生後、お宮参りやハーフバースデー、1歳のお誕生日、七五三などお祝いは多くなります。

 

その記念となる写真撮影の際、注意して頂きたいことは、【主役が誰か】ということです。銀婚式や金婚式であれば、長年付き添ったご夫婦の2人であり、結婚祝いであれば当然ご夫婦です。が、やはり女性が優先的になりますので、長年のご夫婦や新婚の具夫婦であってもご主人ではなく奥様の写真映りや気持ちを優先する必要があります。

 

もちろんご主人が優位のご家庭も多くあるため、全てのご家庭ではありませんが、夫婦円満の秘訣は奥様が笑顔でいることなのです。

 

特に写真館での写真撮影ともなれば奥様は写真映りをとても気にされるでしょう。

 

そんなときは、ゆっくり待ってあげてください。間違っても「どれでも同じだろ」だなんて暴言をはくとその後の夫婦間の問題にも成りかねます。

 

写真を撮る際の注意点2~家族での撮影 〜

写真を撮る際の注意点も夫婦のみであるか、もしくはお子さんと一緒であるかによって大きく異なります。

 

それはお子さんと一緒の場合準備すべきもの、撮影時間など大きく異なるからです。

 

お子さんが小さければオムツやミルクなど持ち物多くなるでしょうし、お昼寝時間も考慮しながらの撮影となるため基本的には撮影時間は午前中にする必要があります。

 

さらに、乳幼児である赤ちゃんが主役の写真撮影ともなれば授乳時間や写真館に授乳室があるかどうかの確認も必要となってきます。

 

赤ちゃんと一緒の撮影であれば、母親であるお母さんの衣装も気を付ける必要があるでしょう。授乳が必要な赤ちゃんとの撮影であればどんなに記念だからといって、お着物が着たいと願っても授乳するたびに着崩れをしてしまうためオススメはありません。

 

あくまでもお子さんと一緒の撮影であれば、お子さんが主役であることを忘れてはいけないのです。

 

 

写真を撮る際の注意点3~兄弟さんが多い家族での撮影 〜

家族写真の主役は赤ちゃんであったり、兄弟さんであったりさまざまですが、ご兄弟での撮影の場合それぞれのお子さんの体調やご機嫌も検討しながらの撮影となるためさらに準備することは多くなります。

 


赤ちゃんであれば、ミルクや哺乳瓶、お湯や冷まし湯、小さなお子さんであればボールなど外遊びの玩具ではなく、室内で遊べる塗り絵やタブレットなど待ち時間も楽しく過ごせて子供が飽きないオモチャが必ず必要となるでしょう。

 

子供は待ち時間が苦手です。『家族写真を撮るよ。』と言っても楽しい場所とは思わないため、少しの待ち時間であっても退屈に感じ、写真撮影の時間には不満げな顔つきになりかねません。そうならないためにも写真館での撮影前の準備品としては、各お子さんの好きなオモチャやご自宅にあるお気に入りの玩具か、まだお子さんに見せていない新作の玩具がお勧めです。子供は玩具の金額ではなく、遊んだことがあるかないかによってそのおもちゃに対する好奇心が変わります。写真館での撮影は例え予約をしていたとしても待ち時間が発生するものです。その待ち時間をお子さんがどう感じながら過ごすかによって家族全員が笑顔で良い家族写真が撮れるかにかかっているのです。

 

 

 

写真を撮る際の注意点4~ご両親や義両親と一緒の撮影の場合 〜

写真撮影時に一番注意して頂きたいのがご自分の両親との写真や家族だけでの写真ではなく、両親と義両親との写真撮影でしょう。

 

最近は両親との同居が少なくなりましたが、女親の近くに住み育児を手伝ってもらうご家庭も多いです。そんな場合、義両親が他府県であれば問題はありませんが、義両親も近くにお住いの場合は両方に声をかけるべきですし、それによって両親と義両親と一緒に家族写真を、となるケースもあります。

 

その場合、まずは写真撮影時間を含めて何時まで双方のご両親が時間的に余裕があるかどうかの確認は必要となります。写真撮影と聞いてすぐに終わるとお考えのご年配者は多いからです。特にご年配になると長時間の待ち時間は疲労につながるため、さらにスムーズに撮影ができるよう工夫が必要となるのです。

 

お子さんであれば玩具で待ち時間を過ごしてもらえるものの、ご年配はそうはいかないため、待ち時間に座る椅子があるかどうかの事前確認も必要となるでしょう。

 

さらに、写真撮影が午前中からの撮影であれば、その後に『せっかくなのでお昼ご飯で一緒に食べましょう』となるケースが多いため、その後の昼食のレストランの予約もしておくほうがよいでしょう。

 

 

家族での写真撮影時にお父さんにお願いしたいこと

家族写真となるとその準備に奥さんはとても大変になるでしょう。お着物で行くのかワンピースでいくのかによっても朝からの準備時間は異なり、もしお着物での撮影を奥様が希望されている場合は、着付けやヘヤメイクが撮影時間よりも前にあるためその時間は旦那様がお子さんの面倒をすべて一人で行うことになります。

 


ヘヤメイクとお着物の着付け時間は一般的に2時間ほどですが、普段奥様中心に子育てを行っているご家庭であれば2時間であっても旦那様にとっては苦痛の時間となるでしょう。旦那様が苦痛の時間であればもちろん、一緒に留守番しているお子さんも苦痛でしょうし、写真撮影の前に不機嫌になりかねません。

 

そうならないためにも、写真撮影の予約をした日からは週末は少しずつご主人にお子さんを預ける練習をするために、奥様は一人でお買い物に行ったり、美容院に行ったりとしながらお子さんとご主人との時間を自然に増やすのが一番でしょう。

 

ご主人がお子さんの育児に慣れれば写真撮影当日、奥様はとっても楽になりますし、着付けなどで家を空けている間もお子さんは楽しい時間をすごせます。

 

家族写真だけに関わらず、その後の長い育児においてもイクメンパパになってもらって損はないでしょう。

 

 

さらに、家族での写真撮影であれば車で写真館へ向かうかたも多いため駐車場があるかないかの確認や、ご両親との撮影であれば誰がどの位置に立って(若しくは座って)撮影するかどうかの確認も必要です。当日、大人数の写真の場合立ち位置によって、遠慮しあったりするとさらに撮影時間は長くなり、子供は飽きてしまいます。

 

そのため、両親と義両親とご家族の大人数での撮影であれば、双方のお婆様は椅子をお爺様は立つなどとご主人が仕切って提案してくださる方が良いでしょう。

 

奥様は当日お子さんの相手で大変でしょうからご両親の話相手や両親と義両親との話を繋ぐ相手役としても一役買ってもらうのが旦那様の役目でしょう。

 

 

写真撮影には時間がかかります。例え予約していたとしても撮影人数が多ければ多いほど撮影時間は長くなるのが一般的です。

 

せっかくの記念となる家族写真の思い出が撮影時間がかかったな、となってしまっては残念です。そのためにも撮影日前に奥様だけでなく、旦那様と一緒に役割分担して準備をすることがより良い家族写真の撮影をすることにつながります。

 

写真の残し方

家族写真を写真館で撮影するのであれば、ぜひアルバムにすることをお勧めいたします。

 

ご両親と義両親との撮影であれば3冊作り、双方のご両親にプレゼントするのもよいでしょう。

 

アルバムを開くと撮影日から時間がたっていてもその時間を思い出し、幸せな気持ちになります。撮影時の思い出やその頃のお子さんの思い出全てが一瞬にして思い出されます。そんな幸せな気持ちやエピソードをご両親と共有し合うのもとてもオススメです。

 

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